漢方薬が見直されています
今 漢方薬が見直されています。なぜでしょう?
今 漢方薬が見直されています。なぜでしょう?
その答は
- 西洋医学が進歩し、多くの感染症が減少したこと。
- 西洋薬の副作用が問題になっていること。
- 漢方医学が全人的医療であること。
- 漢方薬のエキス剤が開発され飲みやすくなったこと。
などが挙げられます。
漢方薬の歴史は古く2000年以上昔にさかのぼります。そのあいだ多くの人に処方され安全性が確立されてきました。漢方薬の基本となる生薬は自然界にある植物を中心に作られています。たとえば、芍薬の根、桔梗の根、蜜柑の皮、ナツメの実、ニッキの皮などです。
東洋医学の考え方は患者さんの体質(これを証といいます。)に合わせて薬を選びますので、同じ病気でも薬の種類が異なり、よりきめ細やかな治療が出来ます。
また「未病を治す」という考えがあります。これは病気になる前にその予防をする事で、たとえば風邪をひきにくくする、扁桃腺の熱を出ないようにすることが出来ます。
では どんな病気に漢方薬が効くのでしょうか?
小児科疾患を中心に挙げてみます。
- 風邪を引き易い子、治りにくい子
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、アレルギー性鼻炎
- 虚弱体質児
- 慢性肝障害
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息(時に西洋薬と併用)
- 扁桃腺炎を繰り返す子
- 思春期の不定愁訴
- 常習便秘
などに効果があります。
重症な感染症、外科的な疾患などには効果はありません。しかし病気によっては西洋薬と併用し、その効果を高めたり、副作用を減らすことができます。

